【影を見ろ】空中に浮かぶ摩訶不思議な金属彫刻。不規則のようで計算され尽くしたアートだった。

今日も一つ海外のアート作品をご紹介いたします。
PITE.（@infoNumber333)です。
意外と反響が多くて嬉しい。

今回はこちらの金属彫刻。この作品、何を表しているかわかりますか…？

”影”でアルファベットを描く現代アート

注目すべきポイントは、オブジェ自体ではなくその”影”。

なんとこのオブジェ、影がアルファベットの形になるように計算しつくされて作られた作品なのです。

オブジェは極細のワイヤーで吊るされ、あたかも空中に浮かんでいるようなイメージを作り出しています。

ライトの角度や位置によって影の形が全く変わってしまうというデリケートな作品です。

この作品がすごいと思うところは、そのオブジェ自体から影の形が全く想像できないところです。どこがどうなってこの影になっているんだろう…。これを作った人は並の想像力ではありませんね。

そしてオブジェもずっと眺めていると、それ自体もセンスの良いオブジェに見えてくるから不思議。

彫刻ではなくその”影”まで使った表現がおもしろいアートでした。