【Web漫画】本格格闘漫画「ケンガンアシュラ」!予想できない勝敗が面白い!|1,2,3,4巻感想・レビュー
2016/08/13
今日で5月もおしまい!PITE.(@infoNumber333)です。今月は色々と新しいことを始められたので、来月も同じペースで楽しんでいこうと思います。
今回はWeb漫画「ケンガンアシュラ」の紹介です!
「ケンガンアシュラ」は以前記事にした「ゼクレアトル」と「ヒーローハーツ」と同じ裏サンデーというサイトで連載中の格闘バトル漫画。上の2作と同じように1巻が無料なので読んでみたら案の定ハマって全巻揃えたところです。巻が進むごとにドンドン面白くなってくるので、1巻だけじゃもったいないくらいの面白さ!
格闘バトル漫画「ケンガンアシュラ」あらすじ
時は遡り、江戸時代。商人たちはお互いの利益を守るため血で血を洗う抗争を繰り広げていた。この不毛な争いを終わらせるため当時の将軍は互いの代表を立て一対一のタイマンで全てを決めるという取り決めを作る。この戦いは「拳に願いを託す」という意味を込めて「拳願試合」と呼ばれ、後世までその戦いは続くことになる…。
そして、舞台は現代。「拳願試合」は今なお企業と企業の間で巨額の利益を賭けた裏社会のルールとして存在していた。そこへ己の最強を証明せんとする謎の格闘家、十鬼蛇王馬が足を踏み入れた時、拳願試合に大きな渦が巻き起こる。
簡単に言えば「刃牙」のような格闘漫画です。様々な流派、能力の格闘家達が企業の代表として鎬を削り合うという王道モノ。この手の漫画にあまりハズレはないですね。
おもしろいのが、この漫画の第二の主人公とも呼べる「山下」の存在です。圧倒的強さを誇る十鬼蛇王馬の補佐役として抜擢されるのですが、彼は平凡いやそれ以下のサラリーマン。気の弱い彼が王馬にどう影響されて変わっていくのか、そして王馬にどのような影響を与えるのか。「トリコ」のトリコと小松の関係に似ています。
誰が勝つのかわからない!
「ケンガンアシュラ」では少年漫画の王道中の王道、「トーナメント」が開催されるのですが、ここに出てくる敵キャラの個性が立ちまくってて誰が勝つのか全くわかりません。
たまーに「あ、こいつ負けるな」とモロバレのやつもいますが、ほとんどどのキャラも優勝そうくらいの雰囲気を上手く出せてるのが凄い所。
そしてさらに凄いのが、「こいつ絶対強キャラだわ…!」というやつがあっさりワンパンで負けたりする所。応援していたキャラがわずか1コマでリタイアした時は作者の厳しさに絶望しました。
なんでこんなに誰が勝つかわからないかというと、一人ひとりのキャラをちゃんと掘り下げているというところに要因があるのでしょう。よくある「使い捨てキャラ」の雰囲気が薄い。キャラの性格、能力、バックグラウンドが把握できると愛着も湧くし期待も高まるってもんです。
とにかくキャラの個性が立ちまくっている。最初は地味キャラかと思った主人公のライバルも蓋を開けてみればこの変態具合。一気に振り切れちゃうところがさすがとしか言いようがないです。
おわりに
以上「ケンガンアシュラ」の紹介でした!
このタイプの格闘漫画が好きなら絶対ハマると思います。
今なら「マンガワン」というアプリで無料で読めるので気になる方は是非お試しを。
ページをめくる手が止まらず気づけば数時間経ってますよ。