一瞬一筆の緊張感!日本の職人が描く一筆書きで描く絵画 ”一筆龍”が素晴らしい。
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久々にアート系の記事を。
本日も“monograph”をお読み頂きありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
いつもこのブログでは海外の気になるアート作品を取り上げて記事にしているのですが、今日は「これぞ日本の職人芸!」と思わず唸ってしまうような日本の伝統芸術をお伝えしようと思います。
日光の晄秋家という伝統ある書道の流派による「一筆龍」という絵画でその名の通り一筆書きで龍を描くという驚きの作品です。
もちろん一筆書きなので、書き直しをすることはできません。
その緊張感の中で描かれる龍には普通の絵画とは違う独特の躍動感、生命感が宿っています。
一筆に宿る命「一筆龍」
動画をご覧頂ければわかりますが、この龍が描かれるのは時間にするとわずか数分。
しかしその数分の間、いかに作者が集中しているかが動画からも伝わってくるでしょう。
一筆の中で色の濃淡や滲み、かすれを描くその表現力。
龍の鱗一枚一枚をも筆の圧力だけで表してしまうというのだから驚きですよ。
この技術を会得するために一体どれくらいの修行を積んだのだろうか。
まさに画竜点睛。
一つのミスが全てを台無しにしてしまう「一筆龍」。
それを描き切る職人さんの集中力と技量には感服の一言です。
僕も見習って一つひとつの記事を緊張感を持ってミス無く書けるように精進しようと思いました。