WWDC2014で新Mac OS「OS X Yosemite（ヨセミテ）」発表。デザインの変更点・新機能をわかりやすくまとめました。
2014/06/04
ヨセミテ！ヨセミテ！
本日も“monograph”をお読み頂きありがとうございます！
PITE.（@infoNumber333)です。
今日は深夜の2時からAppleの新製品発表会「WWDC 2014」があったので、そのストリーミング放送にかじりついて講演を見ていました。
今回の「WWDC 2014」では大きく分けて新しいMacのOS、「OS X Yosemite」とiPhoneやiPadのOS「iOS8」の二つが発表。
この記事では前者の「OS X Yosemite」について、従来との変更点・新機能をまとめておきますので「私、気になります！」という方は読んでざっくりと理解してみてください。
それでは行きますよー！
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OS X Yosemiteはデザインがかなり変わったよ！
事前の情報通り、新しいMac OS Xの名前はアメリカの国立公園である「Yosemite」に決まりました。
この「OS X Yosemite」では従来に比べ、デザインの大幅な変更がされています。
一つずつ詳しく紹介していきますが、フォントやアイコン、メニューバーにサイドバー、ボタンなどの細かなところまで手が加えられています。
Mavericksの良い部分はそのままに、より洗練されユーザーが使いやすいように進化したと言った感じですね。Windows8ほどではありませんがフラットよりのデザインに仕上がっています。
Finderのデザイン・機能が進化。
「OS X Yosemite」の特徴としてはFinderのデザインと機能が大きく強化されました。
例えばドックのデフォルトアプリのアイコンが可愛げな感じにリデザインされました。
主要なアプリはほぼ変更されているようです。
他にもサイドバーが半透明になっていて、背景画像によって色が変化するような機能が追加されています。
これは是非動画で見てほしいのですが、印象としてはとても綺麗で使いやすそうでしたね。
クールなのにどこか柔らかいというか暖かみのあるデザイン。
通知センターもスタイリッシュに！
Finderに加え、右側から「にゅっ」と出てくる「通知センター」もデザイン変更。
Finderと同じく透明感のあるUIに変わり、ダッシュボードが格納できるようになりました。
Spotlightも新しく。
Macの検索機能「Spotlight」にも今回大きな変更点が。
Alfredのように起動するとディスプレイの真ん中にウィンドウが表示されるようになりました。デザインもシンプルにまとまっているのが良いですね。
ウィンドウ内での検索結果も充実していて、これなら純正も悪くないかなという感じ。
iCloud Drive
新たにAppleのオンラインストレージとして「iCloud Drive」というものが登場しました。
「iCloud Drive」はFinderのサイドバーからアクセスできる上に、他のローカルフォルダと同じように一つのフォルダとしてFinderの中に置いておくことができます。
他のMacやiPhone、iPad、さらにはWindowsとも同期が可能とのことです。
このようなフォルダ管理だと出し入れが簡単で使いやすそう。
この「iCloud Drive」を使って「OS X Yosemite」と「iOS8」は様々なことができるようになります。
Mail Drop
デフォルトのメールアプリにも新機能が搭載。
注目は「Mail Drop」という機能で、簡単に言うと「容量の大きなファイルをメールで送ることができる」というものです。
仕組みとしてはファイルをメールサーバーを通さずにiCloud Driveを通して送信することによって負荷を減らしスムーズにデータのやり取りができるということらしいです。容量は5GBまで送信することが可能です。
これまで大きなファイルを渡したい時はDropboxなどのオンラインストレージを利用することが多かったですが、これなら大きなファイルも手軽に送りやすくなるかも。
また、メール内のPDFや画像にサインや書き込みができたり、メールが作成中に自動同期されiPhoneやiPadで編集できたりと他にも新機能が追加されます。
Safari
右上にシェアボタンが搭載され各種SNSとの連携が強化されました。
開いているタブを一覧で俯瞰することができ、同じサイトはまとめてくれるようになっています。
他のブラウザよりも大きく省電力設計だとクレイグがドヤ顔で言ってました。
Safariはだいたいそんな感じ。
Airdrop
今までMacはMac、iOSはiOSでしか使うことのできなかったAirdropが「OS X Yosemite」からはMacとiOS(iPhone・iPad)間でも使うことができるようになりました。
むしろ何で今まで使えなかったんだって感じですね。
頻繁にiPhoneとMacでデータをやりとりしているので個人的には嬉しいアップデート。
SNS
SNSはiOSと同じようにMacでも吹き出しデザインに変更。
Macで電話もできるようになりました！
なんと「OS X Yosemite」では”Mac”で電話をかけることができるようになりました！
画像はママからかかってきている電話をひたすら無視するクレイグ。
電話帳やWebページから電話番号をタップするとそのまま店舗に電話が。
日本だと通信キャリアの関係で使えるかどうかは定かではありませんが、使えるのであれば便利な機能だと思います。
プレゼン中には、あのbeats.のDr.Dreに電話をかけちゃうというサプライズ！！
今回は買収に関しての情報はなかったので秋の発表会が楽しみです。
「OS X Yosemite」は今秋リリース。
以上デザインが大幅に変更され、新機能が追加された「OS X Yosemite」は今秋にリリース予定で価格は無料です。
デベロッパー用のbeta版は夏より順次公開していくとのこと。
OS X Yosemite まとめ
簡単にOS X Yosemiteについておさらいすると、
・全体的なデザイン刷新。
・Finderおよび主要アプリのUI・機能改善
・iCloud Drive搭載
・Mail Drop
・Macで電話がかけられるように
というのが主なポイントでした。
個人的には単純にデザインが気に入ったので早くアップデートしたいと今から待ち遠しいです。なにより無料というのも大きいですしね。
・Yosemiteと一緒にiPhone・iPadの新OS「iOS8」も発表されました！こちらも併せてチェックすべし。なかなかニクいアップデートです。
WWDC2014で発表されたiOS8の新機能をわかりやすくまとめます！ | iPhone・Macの情報発信ブログ “NUMBER333”
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