【世界はアートで変わっていく】”顔”が持つ強いメッセージ。青山にあるワタリウム美術館の「JR展」に行ってきました。
今日は知人からの紹介を受けて青山にあるワタリウム美術館というところで開催されている「JR展」を見学に行ってきました。
この展示会、僕も教えてもらうまで存在を知らなかったのですが足を踏み入れてみると結構興味深く、心に来るものがあったのでレポートとして記事を書いておきます。最後にはちょっとした”おまけ”もあるので楽しみにして下さい。
オサレタウン・青山
ワタリウム美術館はオサレな街で有名な青山の一角にあります。
正直青山とか来たことないので勝手がわかりません。何となくオサレな空気だけは漂ってました。あとマダム多め。
壁一面にモノクロの顔写真が貼り付けられている建物があれば、それがワタリウム美術館です。わかりやすいことこの上ないですね。
ここの2〜4Fで「JR展」は開催されています。
入場料は大人1000円/学生800円で期間中何度でも来場可能。こういうとき学生のありがたみをひしひしと感じますね。
「JR」は”顔”を使ったグラフィティ・アーティスト
今回の展示会は「JR」という世界で活躍するグラフィティ・アーティストの作品を展示しています。
鉄道とは何の関係もありませんので悪しからず。
「JR」の作品のテーマは人の顔のみ。
ただただ、人の顔を写すことによって彼は人々にメッセージを訴えかけます。
そして彼の作品は全てモノクロ。白と黒、そして表情のみが表現です。
笑ってしまうような作品からはっと息を飲むような作品まで。目は口ほどに物を言うといいますが、顔の持つメッセージ性がこれほどまでとは思いませんでした。
彼の作品はゲリラ的に街中や電車の車体、ビルの上など場所を問わず様々な場所へ貼られます。
撮影などの許可は得ていますがあまり作品を載せすぎても足を運ぶ機会が無くなってしまうかもしれないので作品の紹介はこれくらいにしておきましょう。是非一度実際に観に行ってみて下さい。
なんと!自分の顔をアートにできる!!
今回の「JR展」では展示の最後に「自分自身の顔」をアートとして特大サイズのモノクロ写真にして持ち帰ることができます。おまけ的要素ですが、これを目的に来場している方も多いみたい。というか僕もその口でした。
しかもその撮影方法も面白くて、プリクラのような専用の機械で写真をとった後に特大サイズの写真が印刷されて4階からヒラヒラと舞い落ちてくるという仕掛け!なにこれめっちゃわくわくなんですけど!
そして待つこと1分…
あ!落ちて…
来たァ!(写真を取るのに夢中でキャッチできず。
ここで作成した写真は街中に貼るなり部屋に飾るなり好きな形のアートとして使用していいそうです。
ってゆうか写真を撮る時点で撮影した画像は著作権フリーのアートとして登録されるらしく、第三者に使用される可能性も認めないといけないようです。気になる人は注意。
折角アートとして作ってみたので、僕も街中でそれっぽく撮影してみました。
なかなか良く写ってるんじゃないでしょうか。
自分の大きな顔を持つというのもまた不思議な感覚ですね。
現代アートに興味がある方、自分のポートレート写真が欲しい方、青山のオサレな空気を味わいたい方は是非一度、観に行ってみて下さい。ワタリウム美術館。
PITE.
イベント開催日時
■会期:2013 年2月10日(日)-2013年6月2日(日)
■休館日:月曜日(2/11、4/29.5/6 は開館)
■開館時間:11時より19時まで[毎週水曜日は21時まで延長]
■入場料:大人1,000円 学生800円(25歳以下)
■ペア券:大人 2人 1,600円/ 学生 2人 1,200円
(期間中、何度も使えるパスポート制)
■主催/会場 ワタリウム美術館 2会、3階、4階、屋外