USB-C PD対応、Macbookも充電できる世界最小級バッテリー「Anker PowerCore 10000 PD」
「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」というのは、「海底二万マイル」「月世界旅行」の著者、ジュール・ヴェルヌの言葉。
これは本当にその通りだと思っていて、いつか不老不死の薬や宇宙ワープ航法、タイムスリップができる日が必ず来ると僕は信じています。
最近はもう技術の進歩が凄まじく早いので身の回りのガジェットに対する「こういう機能があったらいいのに」くらいの理想はあっという間に叶ってしまうんですよね。
特に僕がよくお世話になっているAnkerさんはそのサイクルが特に早く細かなアップデートであれば数ヶ月の間にやってきます。
PowerCore 10000シリーズがついにUSB-Cに
僕は今までAnkerさんの「PowerCore 10000」というバッテリーをよく使っていました。軽くて小さいのにしっかり10000mAhの大容量を持った頼れる存在。
詳しくは記事も書いておりますのでぜひ御覧ください。
ポケットに入る大容量モバイルバッテリーの最新作「ANKER POWERCORE Ⅱ 10000」レビュー
そのPowerCoreシリーズについに待望の「USB-C対応」のモデルがやってきました。その名も「Anker PowerCore 10000 PD」。
今回Ankerさんより一台ご提供をいただいたので詳しくご紹介したいと思います。
今まではUSB-A端子とバッテリーを充電するためのMicroUSB端子の二つだったのですが、MicroUSB端子がUSB-Cに変わることによって何が起こるかというと、
Macbookが充電できるようになります。これはとってもありがたいですよね。
「Anker PowerCore 10000 PD」のUSB-C端子はPower Deliveryという規格に対応し、18Wでの出力を可能にしています。
Macbookに推奨されている入力は30Wなので流石にフルスピードとはいきませんがMacbookを使用しながらでもじわじわと充電してくれるだけのパワーはあります。
容量も10000mAhあるのでMacbookをまる1回は充電可能。この小ささでこのパワフルさは非常に素晴らしいですね。
iPhoneも高速充電
USB-C端子のパワーはiPhone等スマホの充電時にも実力を発揮。AnkerのUSB-C&LightningケーブルのようなUSB-C対応のケーブルを使えばApple規格の高速充電を行うことができます。
端子はUSB-Cの他にUSB-Aも用意されていてもちろん通常のLightningケーブルも使えますのでご安心を。
セルフ充電も高速
さらにこの「Anker PowerCore 10000 PD」はバッテリー自体への充電もUSB-Cで行えるので電気をチャージするのも非常に高速。
10000mAhの容量を充電するのになんと3.5時間しかかからないんですよね。Macbookはフル充電しておけば6〜7時間は持つので、その使用の間にバッテリーを充電しておき、出先での活動時間を伸ばすという使い方もできそうですね。
そして何よりMicroUSBという端子がなくなったことにより持ち歩くケーブルが一本少なくなったというのが嬉しいです。
USB-C対応のAndroidを使っている方ならもうUSB-Cケーブル一本でPCとバッテリーとスマホを充電できてしまいますからね。iPhoneも早くUSB-C化してくれ…!
マルチに使える非常用電源
Macbookにもスマホにも使える大容量のバッテリー、「Anker PowerCore 10000 PD」。
それでいて197gという軽量さなので、Ankerさんの技術の進歩は素晴らしいなと思い知らされます。「手持ちのガジェット全部まとめて充電できる小さなバッテリー出ないかな」とちょっと前まで考えたいた理想があっという間に現実になった瞬間です。
軽いのでバッグの中に定位置を作り、非常用として日々持ち歩いて見ようと思います。
関連:まだまだAnkerの進化は止まらない。
「GaN」という新素材の応用もあってか、最近のAnkerの製品の進歩は素晴らしいです。関連ではこちらの超小型の充電器を紹介しておきますね。
Macbook用超小型USB-C充電器「Anker PowerPort Atom PD 1」