ビルの砂漠に、緑のオアシス

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    2018/10/09

FARM to PARK RACINES ファームトゥパークラシーヌ 0016

住みたい街ランキング2018で5位に選ばれた街、池袋。

埼玉出身の僕ですが、埼玉県民からすれば池袋は東京の入り口。どの電車を使っても必ず池袋に辿り着くので、池袋はもはや埼玉の一部、くらいの感覚です。

初めは”都会”の象徴だった池袋ですが、”都会”にはもっと奥があることを知り、新宿、渋谷、恵比寿、豊洲…と徐々に東京に染まる内に東へと移り住んでいく。ここまでが北関東出身者のテンプレ。

しかし、ここ最近で「池袋が良い街になってきている」という話をよく聞くようになりました。

「良い街」と言ってもどうせ商業施設が一つ二つできたくらいなんだろう、と思っていたのですが先日、仕事の用事で池袋を訪れた際に「たしかに良い街に変わってきている」と思った場所があったのでご紹介。

ビルの中に、緑のオアシス

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東口から飲み屋がそこかしこに立ち並ぶ繁華街を抜けた先。

急に開けた視界の中に青い空と緑の芝生が広がる場所があります。それが南池袋公園。2年前に都市開発の一環で作られた公共の施設です。

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可愛らしいガーランドで装飾された区画内で談笑をする若者たち。ごちゃごちゃして雑多なビルが並ぶイメージの強かった池袋ですが、いつの間にかこんな場所ができていたとは。

公園の象徴的なカフェ「FARM to PARK RACINES(ファームトゥパークラシーヌ)」

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この公園、芝生を生やしたというだけではただの原っぱですが、公園全体にまるでアメリカ西海岸のような爽やかで優雅な雰囲気が流れています。

その空気感を作っているのが公園の真ん中に位置する「FARM to PARK RACINES(ファームトゥパークラシーヌ)」というカフェ。

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全面ガラス張りの明るい店内、打ちっぱなしのコンクリートに無垢の木材という現代的なデザインのカフェ。

コーヒーやスムージー等オーガニックなドリンクを楽しむこともできますし、テラス席ではまるまる一羽グリルした鶏を食べることも。今どきのサードウェーブ感を全力で取り入れにきています。

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店外には簡易なスタンドも。春先や秋口はここでコーヒーやお酒を飲むのもきっと楽しそう。

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店内では芝生で敷いて使えるラグも貸出をしているので、お店で注文をして外で食べることもできます。

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店内全体に無料で使えるWi-Fiが通っているので作業用のカフェとしても非常に優秀。まるでニューヨークのカフェスタンドで作業をしているような優雅な感覚。

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2Fにも席があり、こちらは1Fよりも落ち着いて腰を据えてくつろげる空間になっています。

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所々に電源(コンセント)もあるので作業空間としてはこれ以上無いくらいに完璧。

池袋は電源・Wi-Fiカフェが少ないことが悩みでしたが、このFARM to PARK RACINES(ファームトゥパークラシーヌ)ができたことによって、ちょっと予定が空いたときでも時間を潰せるようになりました。

これからの池袋が楽しみ

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南池袋公園には暑い夏の平日にも関わらず、多くの男女が芝生の上で思い思いの緩やかな時間を過ごしていました。

読書をする人、音楽を聴く人、絵を描く人。

その光景は日本の都会の中のものとは思えず、昔訪れたカリフォルニア、サンノゼの公園と重なるものがありました。

大きなビルやお店が立ち並ぶというのも街の魅力の一つかもしれませんが、こうして街の人が集まって好きにくつろぐことができる場所があるというも「良い街」の条件の一つだなと僕は思います。

そしてこのような場所を意識的に作った行政のまちづくりには若者の意見を取り入れようという姿勢が見え、好感が持てますね。

久しく訪れていなかった池袋ですが、もう一度改めて見つめ直してみようと思った昼下がり。

店舗情報

店名 FARM to PARK RACINES(ファームトゥパークラシーヌ)
住所 〒171-0022 東京都豊島区南池袋2丁目21−1 豊島区南池袋公園内
電話番号 03-6907-0732
営業時間 8時00分~22時00分
定休日 なし
WiFi あり
電源/コンセント あり
最寄り駅 池袋駅

 

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ホーリーはこう思うよ。
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あれですね、小さい頃なんとも思っていなかった幼馴染が久々に再開したら成長して可愛くなっている的な感覚ですね。

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CATEGORY - 池袋カフェ

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