静岡にこんな名観光スポットがあったとは!”体験型”爬虫類動物園「iZoo(イズー)」で色んな汗かきました。
いやー久々に満足度の高いエンターテイメント、いただいちゃいました。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。PITE.(@infoNumber333)です。
先週末に仲の良いブロガー達と急遽伊豆に1泊2日のドライブ旅行に行ってきました。とりあえず温泉宿だけ取って行き先は当日決めるくらいの何の計画性もない旅でしたが終わってみれば楽しい2日間でしたねホント。
あの「さわやか」でげんこつハンバーグ食べれたし、宿はエモいし風呂は広いし。夜もボードゲームで盛り上がって気づけば寝落ち。久々に修学旅行のような旅をやりました。
そして今回の旅を語る上で欠かせない場所がもう一つ。期待を上回るまさかの”体験”ができるスポットが、静岡にはあるのです。
”体験型”爬虫類動物園「iZoo(イズー)」
そのスポットというのがこちら。”体験型”という新しいコンセプトを元に作られた動物園「iZoo(イズー)」。最近では色んなメディアにも出ている有名な観光スポットらしいのですが、今までも伊豆へ行く途中に来るまで看板の前を通り過ぎていた施設。特に2日目は予定もないし、ということで提案したらあっさり通り皆で訪れてみることにしました。
iZoo(イズー)のコンセプトは上の動画(歌:ヒャダイン)を見てもらえば一発で伝わると思います。以下歌詞。
ライオンいません!キリンもいません!
ヘビヘビワニワニカメカメカメ
爬虫類にさわれるよ
イズーはいずこだ!?伊豆!iZoo!
個人的には「爬虫類にさぁ〜(↑)われるよぉ!」のテンションが好き。
上記の通り動物園と言ってもメジャーな動物はおらず、爬虫類・両生類などのちょっと珍しい動物たちが展示されている施設です。元から爬虫類が好きだった僕にはたまらん施設なのです。
とにかく沢山の爬虫類がいる。
施設に入るとまず感じるのが、熱気。
7月の頭ということでこの日は30度を超える気温でした。そして園内は基本的に冷房付いていないのでサウナ状態。人間にはツラい気温ですが爬虫類達には適温なのかかなり活発に動き回っていました。爬虫類ってあんまり動かないイメージだったのでこれはちょっと嬉しいですね。
入り口ちかくには沢山のウーパールーパーが。このウーパールーパーはおさわりOKなので優しくそっと撫でてみましょう。羊羹のようにプルプルとした感触。
爬虫類と一括りに言っても特にこの「iZoo」はトカゲ・ヤモリ系のセレクションが非常に豊富。色とりどりの綺麗でカッコイイトカゲが沢山いて眼福でした。
感情の無い目、スッとしたフォルム、きめ細やかな鱗。トカゲには男の子の夢が詰まってます。
こいつとか輝くような緑の綺麗な体色してました。目がなんかめちゃ優しい。人間みたい。
昔僕も家で飼っていたヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)にここで再会。あの新垣結衣さんも飼っているという爬虫類の中でも飼いやすく人気の高いトカゲです。ふれあい体験コーナーがあって手に乗せて触れ合うことができました。あぁーかわゆい。また飼いたくなる気持ちをグッと堪え次のコーナーへ。
ヘビもかなり種類がいたんですが隙間に入り込んでいるタイプの奴が多くてあんまり近くでみることができませんでした。割りとワイルドな感じのヘビが多かったですが月並みにカラフルなコーンスネークとかも見てみたかったな。
あとはカメ達。リクガメはもはや放し飼いのような感じで飼われていて園内をのっしのっしと歩き回っていました。ひょいと片手で持ち上げることができるほど小さいやつから僕の体重よりも重そうな巨ガメまでサイズも様々。
リクガメ系は可愛げがありますが、ミズガメ系は打って変わって爬虫類らしい艶めかしい感じが。30度を超える熱気の中汗をダラダラにかきつつも写真を撮るのが楽しくてもうシャッターが止まりません。
屋外ゾーンは夏に行くべし!
順路を進んでいくと途中で一度屋外に出る場所があるのですが、ここが意外と楽しかった。出てすぐの場所には室内で見たのとは桁の違う大きさのカメが20匹くらい甲羅干しをしていました。
ひょっこりワニさん。かわいい。
外には唯一(?)の鳥類エミューさんもいました。イケメン。
夏は野外のカメレオン必見!
暑くても夏に来てよかった!と思えたのが野外で飼育されているカメレオン。上の簡単な針金のような柵で木が囲まれているだけなので写真のように間近でカメレオンを眺めることができます。
ホントに周りの色に合わせて身体の色を変えるんですねー。確かにこれだけ周りに同化してたら鳥も気づかなそう。
ワイワイと皆で見ていたらやたらサービス精神が旺盛で柵を超えて乗り出して来てくれました。
そしてもう最後にはサービスしすぎて元の木に戻れなくなってしまいました笑 少しだけ手助けしてあげて無事枝の上へ。よかったよかった。
これだけ活発に動くのも夏の暑い日限定だと思うので、是非iZooは暑い日にこそ行きましょう。汗と引き換えに得られる体験があります。
冷や汗もかけます。
これは書くか迷ったんですが、書かずにはいられないので書きます。
爬虫類の飼育施設ということで、iZooの中には爬虫類の「餌」も展示品として紹介がされています。爬虫類のメインの食べ物って何かわかりますよね?そう、虫です。
僕も昔ヒョウモントカゲモドキ飼っていたので分かるのですが爬虫類を飼う上で絶対に避けて通れないのが虫の生き餌。メジャーなところだとコオロギやミルワーム(芋虫)が多いのですが特殊なものだとあの「黒い動きの早い虫」も餌として使われてたりもしています。
そんな「餌」達がiZooのある一角に展示されているのですが、ここはマジで注意。苦手な人は近づくことさえ避けた方が良いと思います。餌たちがケースの中で飼育されているのですが、単体でもヤバイあいつらがスクランブル交差点くらいの密度で行き交っています。さらには「ゴキ○リタワー」なる頭のおかしい展示もありました。僕も虫自体は特に苦手ではないのですがあれは流石にキツかった。
写真は一枚も撮れませんでしたがある意味ここがハイライトってくらい盛り上がったので興味ある方は是非。ここは他のゾーンとは違うタイプの汗かきました。
車でサクッと寄ってみて。
iZooは東京から伊東方面に進む途中の山の中にあるので車で行くのがオススメ。ちょうど旅行の行き帰りの位置にあるのでサクッと道中で1時間くらい寄るアトラクションとして訪れてみるのがいいでしょう。正直僕もここまで楽しいとは思ってなかったのでせっかくなら記事にしようということで今回ご紹介させていただきました。爬虫類が好きな方、ちょっと旅に刺激がほしい方是非。