直島の軒先を彩るアートな「のれん」達。思わずコレクションしたくなる可愛さ。
GWは香川に来ております。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
ひとつ前のうどんの記事でも書きましたが今年のGWは香川旅行に決まりました。
初日はあの海辺のかぼちゃで有名なアートの島”直島”を一日周りまして、無数のアート作品を自分の目で観てきたのですが、どんな有名な作家のアート作品よりも強く僕の心を奪ったものがありました。
それは直島の家々の軒先に下げられたのれん達。
路地を歩くとちらほらとポップでお洒落なのれんをかけている民家やお店があり、都度自転車を止めてカメラを構えてしまう始末。直島ののれん全部写真に収めてコレクションしたいと思うほどでした。
完全に私情ですがこれは是非僕のブログでも載せたいと思うものだったので記事としてご紹介しておきましょう。
青と白が対象的なのれん
まずは直島「家プロジェクト」周辺で見かけたこちらののれん。
白地の記事に気持ちの良い青で、シンプルな模様が描かれています。
よく見ると波のような、陰陽太極図のような何か意味ありげな柄にも見えてきました。これ軒先に下げてたらお洒落だなー。買いたい。
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これも可愛いー。
家プロジェクト”角屋”の近くにあるお店の軒先に下げられたのれんです。
中はソフトクリーム屋さんになってました。お店の雰囲気にあった素晴らしいのれんだと思います。
渋みのあるのれん
こちらは一転変わって”護王神社”の近くで見つけた渋い色味ののれん。石畳を表現しているのでしょうか。お庭の雰囲気に合わせて下げられている感もあって素敵。
庭先に下げられたのれん
こちらはお店でもなんでもない普通のお宅に下げられていたのれん。
普通の家でも一枚センスの良いのれんを下げるだけでぐっと雰囲気が良くなりますね。
モチーフのあるのれん
街中には何かをモチーフにしているであろうのれんもいくつか見かけました。そのお店のイメージを表しているのでしょうか。ここは元々陶芸か何かに縁があった場所なのかな。
これは分かりやすくていいですね。ごはん屋さん。
おなか空いてたら反射的にのれんをくぐってしまいそう。
大きな鈴ののれん。黄色が暖かい。
カラフル✕まんまる。
宮浦港付近を自転車で走っているときに目に入って写真に撮った旅館の軒先ののれん。
このタイプのカラフルな正円を重ねた柄は直島ではメジャーなのかよく見かけました。
屋台ののれん
のれんは沢山見ましたが意外にもお店の名前を書かれているものの方が少なかったですね。
宮浦港すぐ前にお店を構える屋台ののれん。夕暮れ時に風にたなびく姿が凛々しい。
アートが根付く土地、直島。
実際に訪れてみて直島が何故「アートの島」として日本全国に知られているのか、愛されているのか、その理由が分かったような気がしました。
町や自治体が働きかけてアートを無理やり定着させようとしているのではなく、住民の一人ひとりが自らアートを楽しんでいるから、島の内外に広く”直島”というアートの聖地のイメージを根付かせることに成功しているのでしょう。
ネットで探してみるとやっぱり直島ののれんは有名みたいで、他にもおもしろい作品がたくさん見つかります。気になる方はGoogle先生に聞くか、直接直島まで足を運んでみてください。