三度目のタイ、ノックスクートの翼に乗って小さな“きっかけ”を探しに。[PR]
2018/11/30
タイに来るのは、人生三度目。
一度目は遺跡を見に、二度目は海を見に。
いつでも僕を暖かく、優しく迎えてくれるこの国は、来るたびに「また来よう」と思わされる特別な魅力があります。
僕が一番好きな本、松浦弥太郎さんの「今日もていねいに。」と出会ったのもバンコクのカオサン通りにある小さな小さな古本屋さんでした。
そしてこのブログの名前をNUMBER333から「monograph(モノグラフ)」へと変えることを決めたのも、フアヒンの白いビーチの上。
気候や人柄もそうですが、いつも来るたび新しい出会いや考えのきっかけをくれるからこそ、僕はこの国が好きなのかもしれません。
またいつか行きたいな、とは常々思っていたのですが、今回ありがたいことにタイのLCC、NokScoot(ノックスクート)さんからお声がけをいただき、三度目のタイ旅行に向かうことになりました。
2018年就航。ノックスクート成田〜バンコク便
ノックスクートは成田に発着便を持つLCCの一つで、シンガポールに拠点を持つLCCのスクートがタイ拠点のLCCノックエアと合弁で立ち上げた航空会社。
2018年6月に成田=バンコク便が開通し、日本からタイへの新たな架け橋として期待されています。
今回はその開通に伴い、実際に利用してみた感想を読者の皆さんにお伝えしてほしいという依頼を受け、今回僕はタイに5日間の旅行に行かせてもらっています。
最安で片道9800円から、平均すると15,000〜20,000円くらいの金額で利用できるので、国内旅行とさほど変わらない費用でタイへの渡航ができてしまいます。
南の国への扉を少し軽くしてくれる、親しみやすい航空会社です。
都心からは成田エクスプレスが楽
ノックスクートの話をする前に、少しだけ成田と羽田の話。
今まで羽田と成田、どちらを選ぶかと言われたら僕は交通の便からか、なんとなく羽田を選んでいました。
その優劣が変わったのは成田エクスプレスの存在を知ってからです。
今まで成田には日暮里まで周り舎人ライナーに乗って向かっていたのですが、成田エクスプレスは新宿、渋谷から空港までほぼ駅に止まらず直通。
僕の住んでいる目黒区からは成田へのアクセスが格段に楽になったんですよね。
事前にネットで席を予約しておけばチケットレスで搭乗できてしまい、電源もWi-Fiもあるという便利さも相まって、今では羽田よりも成田に行くほうが心理的ハードルは低くなっています。
ノックスクートは第二ターミナルだから疲れない
そしてここからノックスクートのお話。
LCC、というと成田空港で一番駅から遠い第三ターミナルでの離発着になることが多いのですが、ノックスクートは第二ターミナルでチェックインと搭乗が可能です。
第二ターミナルから第三ターミナルまでの道のりは少し息切れするほど遠く、野外を歩くので夏場や冬場は厳しい道程。
改札から近く、時間も短縮できるというのはノックスクートの良い点だと言えるでしょう。
チェックインはカウンターのみ
逆に注意点としては、ノックスクートのチェックインはカウンターのみというところ。
オンラインでの事前チェックインや機械でのセルフチェックインができないので、時間帯によってはチェックインの受付に列が並びます。
後々改善をされるかもしれませんが、今のところは余裕を持って空港に向かったほうがいいですね。
機体がチャーミング
遠くから見える白と黄色のボディ。ノックスクートの機体はデザインが特徴的なので見ればすぐに分かります。
イメージキャラクターのビッグバードを元にしているのか、大きな鳥のような絵が描かれています。
前から見るとにっこり笑っているみたいで可愛いですね笑
LCCではありますが、機体は日本の大手航空会社も使用しているボーイング777-200ERという機体がベースなので、航行の安定感には定評があります。
座席が窮屈になりがちなLCCですが、ノックスクートでは機体は大手と同じなので通常の航空会社のエコノミークラスと同等の席の広さが確保されています。
機内食はなし、必要なものは実費で
ノックスクートは他のLCC同様に機内食は出ないのでご注意下さい。
飲み物や食べ物が必要になった時は機内販売で、購入ができ日本円での支払いが可能です。(タイ就航便の場合はお釣りはタイバーツで返ってきます。)
僕の場合はあまり機内食が好きではないので、自分で必要な分だけ用意できるというのはむしろありがたいくらい。
とにかく安くて必要十分!
座席には映画が見れるモニター等もないので、楽しく時間を過ごすための環境は自分で作るしかありません。
僕の場合はiPadを持っていきNetflixにアニメを、Kindleでマンガをひたすらダウンロードして、機内の時間を使っていました。
僕は移動中の乗り物の中でアウトプットするのが苦手で、こういう時はひたすらインプットに充てています。
普段の生活の中では、読まない&観ないような作品でもできることが制限されていると手を出してみたくなるもので、いいきっかけにさせてもらっている感覚。
USBの充電ポートも無いですし、備え付けの音楽サービスなんかもないので、必要なものは自分で持ち込みましょう。
価格が安い分、大手の航空会社のようになんでも至れり付くせりというわけではありませんが、その分を自分で賄えるという人にはオススメできると思います。
小さな“きっかけ”を探しに
タイに着きまして、美味しいものをおなかいっぱい食べ、まだ知らない街並みを目に焼き付けています。
今回はリフレッシュも兼ねてゆっくりまったりと時間を過ごそうと思いますが、またこの旅のどこかで、小さな人生のきっかけに出会うことができたらいいですね。
タイの旅行についてはコツコツ記事にしたいと思いますので、続編お楽しみに。
それでは、4日間思う存分楽しんできます!