ANKERの新製品発表会へお出かけ。ついにAIスピーカーと完全ワイヤレスイヤホン出ます。
着々と新たな領域へ。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。PITE.(@infoNumber333)です。
「ガジェット界のユニクロ」として勝手に呼ばせていただいている高品質、低価格で有名なガジェットメーカー「ANKER」さん。monographでも創業当初からお付き合いがあり新製品の情報や製品を長いことご提供いただいております。
そんな「ANKER」さんからこの度新製品の発表会があるので是非、というお声がけをいただき参加をしてきました。ブログを長く続ける内にこういう形でメーカー様と繋がりが増えるのは良い事ですね。
今回の新製品発表会ではバッテリーブランド「ANKER」の他に同社が持つブランド「eufy」「zoro」からも新製品が発表されました。各ブランド毎に異なる領域に攻め込んでいて、また新しい市場を日本にANKERが作ってくれそうです。
ANKER新製品発表会
ハイブランドが立ち並ぶ街、銀座。洗練されたビルの高層階でANKERの新製品発表会は行われました。経験上海外メーカーのイベントって何となく銀座で開かれること多いと思うのですが何か理由があるのかな。
発表会の内容はこれまでのANKERの歩みと展開していく3つのブランドの今後の戦略についてでした。創業者がANKERを立ち上げたのは2011年、そこからたった6年で売上高年間450億円の世界的なガジェットメーカーにまで成長したと言うのはやはりとんでもない数字ですね。今のモバイルバッテリー市場を作り上げたのはANKERだと言っても過言ではないでしょう。
Anker PowerCore II Slim 10000
今回は「ANKER」「eufy」「zolo」の3つのブランドにて新製品の発表がありました。各ブランドずつ簡単にどんな内容かご紹介。
まずモバイルバッテリーのメーカーとして引き続き業界を引っ張っていく「ANKER」では独自技術の「PowerIQ 2.0」を開発。デバイス毎に最適な電圧を判断しフルスピードで充電する技術で従来よりも更に高速にバッテリーの充電が可能になりました。
その「PowerIQ 2.0」を搭載した新バッテリー「Anker PowerCore II Slim 10000」が本日9月4日から発売されるとのことなので後ほどレビュー書きたいと思います。大容量なのにとにかく薄いのが使いやすそう。
eufy Genie
ライフスタイルに沿った家電系ガジェットを展開する「eufy」からは今流行りが来ているAIスピーカーのエントリーモデル「eufy Genie」が登場。小型サイズにも関わらずAIを搭載しているので音声入力によるデバイスの操作が可能になります。
AIスピーカーの使用イメージはこちら。中に搭載しているAIは「Amazon Alexa」が選択されています。確かにメーカーの場合は流通までつながっているAmazonと組むのが良いのかもしれませんね。eufy製の家電はもちろん他のメーカーのシステムにも「eufy Genie」を介して繋がることができるのでスピーカーと言うよりも音声入力のリモコンとしての用途がメインなんじゃないかと思います。
スマートオーディオブランド「zolo」再誕
同社が以前から展開していた「zolo」というブランドが今回新たにスマートオーディオブランドとして再出発。音楽とAIスピーカーを組み合わせた先進的な新しい音の体験を作り出していきます。
完全ワイヤレスイヤホン「Liberty+」
「zolo」からはスマートオーディオブランドという名前の通り、AIスピーカーを搭載したオーディオ機器を注力的に展開していきます。先程の「eufy Genie」はどちらかというと家電の「ハブ」になるような立ち位置ですが「zolo」の製品はより「音楽×AI」という部分に特化して展開していきます。
「zolo」の新製品の中で個人的に注目しているのは「Liberty+」という完全ワイヤレスイヤホン。
最近各社がこぞって出している線が一切ない完全ワイヤレスのイヤホンがついにANKER系列からも発売されます。実際に製品を触った感想としてはケースも含めかなり軽量という点に驚きました。その上バッテリーはケースを含め連続48時間再生まで耐える容量。流石はANKERの技術を使っているだけあります。
そして何より注目なのはこの「Liberty+」、完全ワイヤレスなのに「Amazon Alexa」を搭載しているという点でしょう。
AIスピーカーの技術自体がまだ扱えるメーカーが少ない中、それをこんな小型なデバイスに早速盛り込んでくるとは…!確かに運動時や移動時に付けることが想定されるイヤホンの方がAIスピーカーとは相性がいいのかもしれませんね。
まだ「eufy Geine」も「Liberty+」も日本での発売は未定とのことですが上陸したら是非触ってみたいですね。
イベント後はランチをしながら交流
一通り発表が終わった後は別室に移動して交流会。片手でつまめるお洒落な料理が沢山並べられていました。あんまり日本の企業って発表会行ってもこういうの無いんですが海外のメーカーはかなりこういうポイントにもこだわるイメージ。
出て来る料理一つとってもオシャレなんですよね。製品の魅力の本質はスペックではなくて「体験」にあると思っています。そういう意味ではイベントは会社に触れる「体験」そのもの。製品のUXを突き詰めれば製品以外の場所にもそのこだわりが自然と出てくるのだと思います。
数年前まではANKERと言えばモバイルバッテリーのメーカーという印象でしたが近年ではすっかりガジェットメーカーのイメージが付いてきましたね。低価格で良いモノを、という分かりやすい信念をバッテリー分野以外でも貫き通してきた証拠でしょう。
ANKERの製品は誰でも手に取りやすいのが良いところ。これからも新しい市場を、誰でも親しめるように開拓していってもらいたいと期待しています。