2016年冬アニメのオススメ作品まとめ。話題作はないけど堅実なラインナップで良いと思います。
一通り観てみたので書きました。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
2016年始まったと思ったら、もう1月も終盤に差し掛かろうとしています。あぁ正月休みが遠い昔のよう…。もっと有意義に過ごせばよかったと毎年反省していますが今年もその反省を活かせませんでした。来年こそは。
年が開けたということはクールが変わったということで、2016年の冬アニメが始まったということ。遅ればせながらやっと今期全アニメの1〜2話を見終わったのでファーストインプレッションでの個人的オススメアニメをご紹介いたしましょう。皆さんのオススメは何かな〜?と考えながらご覧いただければ幸いです。
ブブキ・ブランキ
一希夫妻と、まもなく6歳になるその双子の兄妹は天高く浮かぶ浮遊島「宝島」で「ブランキ」という巨大生命体を監視するという宿命を背負いながらも、他に人がいない自然豊かな環境で伸び伸びと平和に暮らしていた。しかし、ブランキ対策の責務を負っている母親の汀の容態が悪いのを慮った妹の薫子が母を助けようとブランキ「王舞」を起動させようとした事で大量のブランキが暴走し、更に空から沢山のブランキが降ってくる事態に陥った。汀は自らは宝島に残りブランキを食い止める責務を全うし、夫と子供を王舞と共に自らの生まれ故郷である地上に避難させた。しかし、王舞と他のブランキが東京湾に落下した結果、東京は甚大な被害を受け、万流 礼央子の情報操作によって汀は「魔女」として東京を破壊した悪人に仕立て上げられてしまった。
まずは今期のCG枠、ブブキ・ブランキ。
一話だけ観ても全く話がわからないものの、ファンタジーな世界観と伏線を張りまくりでわざと難しくしてる感が好みの作品。この手の作品は「結局何だったの?」で終わってしまうことも多いので今後の展開しだいではありますが期待はできるかと。
王舞という謎の巨大ロボット(?)を巡る話なのですが、作中には”王舞の右手”や”左足”のような各部位をもつ少年少女が登場します。戦隊物のヒーローのように5人揃うとロボット起動したりするんですかね。予告編がカッコ良かったのも視聴の決め手でした。
だがしかし
とある半島の海沿いにある田舎町に住む鹿田ココノツは、漫画家を夢見る少年。しかし、ココノツの父・鹿田ヨウは実家の駄菓子屋・シカダ駄菓子を息子のココノツに継がせようとする。継ぎたくないココノツの前にある日、都会からやってきた駄菓子マニアの女の子・枝垂ほたるが現れ、あらゆる手段でココノツに駄菓子屋を継がせようと奮闘する。
今期の中では人気上位の「だがしかし」。
ほたるがアホ可愛いアニメです。あと何故か駄菓子食べてるだけなのにエロい。
ゆるゆる見れるので作業の合間に見て癒やされております。正直僕くらいの世代だとあんまり駄菓子屋に行ったことがないので、もう少し上の世代の方の人には懐かしさも相まってたまらないんだろうなぁ。「あーこれなつかしい!」みたいな。
ディメンションW
西暦2072年、人類はX・Y・Zに続く第四の次元軸『W』に存在する無尽蔵のエネルギーを取り出すことに成功し、それを個人携帯用の次元間電磁誘導装置「コイル」に供給する「世界システム」を完成させたことでエネルギー問題を解決し、一見夢の未来世界を築いていた。
しかし、美しく甘い夢の裏には汚く辛い現実があった。
無尽蔵のエネルギーをもってしてもなくならなかった貧困格差は、正規ルートを通さない「不正コイル」による数々の犯罪、警察の手に負えないほどの力を持つ不正コイル犯罪者達をも産み出したのだ。
これは、未来都市セントラル47を舞台にした不正コイルの「回収屋」キョーマと、奇妙な相棒ミラの物語である。
今期で一番安定感を感じるアニメ。
原作自体が結構面白いし作画も綺麗。
メカで武装しまくった敵を相手に、生身の体と鉄串だけで戦う主人公キョーマがカッコイイ。愛車がトヨタ2000GTだったり、未来感あるアニメなのに所々アナログの良さを推しているのが好感度高し。
昭和元禄落語心中
刑務所を満期出所した元チンピラの与太郎は、1年前に慰問で訪れた落語家の八代目有楽亭八雲演じる「死神」を聞いて感動し、出所後そのまま八雲が出演している寄席に押しかけて弟子入りを申し出る。内弟子をこれまで取っていなかった八雲だが、彼なりの考えで与太郎に付き人として行動を共にすることを許され、家では八雲の養女・小夏と出会う。彼女が語る、父・二代目有楽亭助六の芸風を気に入った与太郎は自らの芸に取り入れ精進するが、ある日八雲の独演会で舞台の袖でうっかり大イビキをかいて居眠りしてしまい、激怒した八雲に破門されてしまう。小夏立ち合いの下で必死に復帰を願い出る与太郎に対して八雲は「破門しない代わりに三つの約束を守ること」を彼に命じる。
こちらも原作が「2013年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門」で優秀賞を取っている注目作。1話はなんと長尺の落語「出来心」をまるまる一本やり通すという本気で落語をやっているアニメです。あの声優の山寺宏一も自らキャストに願い出たというから驚き。主題歌も椎名林檎が歌っていたりと何かと話題の作品。
この素晴らしい世界に祝福を!
不慮の事故で命を落とした青年の佐藤和真(さとう かずま)は、天界でアクアと名乗る女神に異世界への転移を持ちかけられる。和真を味噌っカスに馬鹿にしながら「異世界に1つだけ何かを持っていける」と言うアクアに対して和真は激怒し、アクアを「異世界に持っていく”もの”」として指定する。こうして、アクアを連れて異世界「アクセルの街」に降り立った和真は冒険者になると、めぐみんとダクネスを仲間に加えて冒険者稼業を行い、彼女らの行動に振り回される日々を送っていた。
主人公が突然死んで異世界に飛ばされるというまぁよくある設定から始まるアニメなんですが、普通のファンタジーものひと味違うのが、全然冒険しない点。
共に異世界へと飛ばされた女神と一緒に街の住人として普通に働いて、ご飯を食べて、寝る。それが意外と見てて楽しいんですよね。ド派手な必殺技がなくても見応えのあるアニメ。
紅殻のパンドラ
技術が発展し、サイボーグやロボットが一部ではあるが一般に出回り始めた未来。脳以外の全てを機械化した「全身義体」の少女が、最高級リゾート島でテロに遭遇し、偶然知り合った謎の女性2人組とともに事件に立ち向かう。
あの「攻殻機動隊」の士郎正宗原案の近未来アクションアニメ「紅殻のパンドラ」。実際に攻殻機動隊とも関り合いがある作品らしいので気になる方はWikipediaをどうぞ。
義体化した女の子二人がヒロインという攻殻要素を残しつつ、可愛くコミカルにテンポ良く進む展開は好評化。主人公がバトルモードに入る時に幼女の股間に手を突っ込むという若干の変態要素はあるものの、動きもあって楽しめそうな作品。
闇芝居
身の回りで起きる怪奇な都市伝説をテーマに、 現代では珍しくなった”紙芝居”をデジタル表現で見せる
昭和テイスト満載の新感覚ホラーショートアニメ
度々やっている5分枠のショートアニメ。都市伝説を紙芝居風にまとめたホラーアニメなんだけどこれが結構ガチで怖いから困る。耐性がない人にはオススメしません。僕も一人暮らしの部屋で見ててたまに途中でギブアップしてしまうことも。
1990年代のWebサイト風の公式ページは必見。
スクロールしていく度にどんどん心拍数が上がります。
最弱無敗の神装機竜
五年前長きに渡り圧政を敷いたアーカディア旧帝国はクーデターによって滅ぼされアティスマータ新王国が誕生。亡国の皇子ルクス・アーカディアは滅ぼされたアーカディア旧帝国の罪を背負い、咎人として新王国の国民の様々な雑用を引き受ける契約によって恩赦を受けていた。
ある日、猫に盗られたポシェットを取り返すべく追いかけていた時、王立士官学園女子寮の屋根を踏み抜き大浴場に飛び込んでしまい、アティスマータ新王国の王女であるリーズシャルテを押し倒してしまう。彼女の怒りを買ったルクスは機竜での決闘を挑まれるが、模擬戦では無敗を誇るものの、未だ勝利したことがない「無敗の最弱」と呼ばれる機竜使いのルクスは、決闘で実力を示したことでリーズシャルテに気に入られ、貴族子女ばかりが通う王立士官学園に編入することになる。
ヒロインとのラッキースケベで開幕、そしたらそのヒロインが実は王女で突如決闘することになって気づいたらもうデレているというテンプレ要素でしか構成されていないアニメ。もうなんかここまで来ると逆に安心して見れます。ISとほぼおなじ構成なので好きな人は楽しめるかと。
おそ松さん
赤塚不二夫の生誕80周年を期に「おそ松くん」が再度アニメ化されることが決定した。六つ子、イヤミ、トト子、チビ太、デカパン、ダヨーン、ハタ坊といったおなじみの面々は復活を喜ぶが、昭和のアニメが受け入れられるかチョロ松は不安に思う。そんな中、おそ松は今風のアニメにするという秘策を提案。アニメ再開を前にして、様々な人気アニメのパロディを瞑想する。そして、十数年の月日が流れ、六つ子たちは特にやることが見つからず日々を過ごす、ニートの大人「おそ松さん」になってしまった。
前期からとにかく大人気の「おそ松さん」。
今期も年始1話目からパロディ全開でホント面白いです。久々に週刊ストーリーランドを見れて懐かしく思いました。話題についていくためにも取り敢えず見て損はない作品。
無彩限のファントム・ワールド
21世紀初め、遺伝子組み換え施設を襲った爆破テロにより特殊なウイルスが流出する事件が発生。その結果、人の脳構造が突然変異し、『ファントム』と呼ばれる幽霊や妖怪を認識できるようになった、そして子供たちの中には、ファントムに対抗できる特殊な力を持つ能力者も現れた。
ホセア学院に通う一条晴彦も能力者の一人で、川神舞、和泉玲奈、水無瀬小糸たち能力者と共に、苦しくも楽しい煩悩溢れる学園生活を送っていた。
しかし、ある事件をきっかけに、彼らはこの世界の真実を知ることになる。
僕の今期一押しはこちら!!!
京アニ製作の「無彩限のファントム・ワールド」を今期は推していきたいと思います。
高校生が幽霊・妖怪の類と戦い封印するという「境界の彼方」とテーマが似ている作品ですが、こちらは結構コミカルな要素強めで楽しく見れるのが特徴。もうシリアスなアニメを見るのはおじさん疲れたのでこれくらいがちょうど良いです。会社から疲れて帰ってきて更にアニメで消耗するのはしんどい。
京アニなので作画は言わずもがななんですが、特にヒロインの舞ちゃんがめっちゃ好み。ポニーテール(正確にはサイドテールらしい)に巨乳の格闘少女というのがストライクゾーンど真ん中すぎて全力フルスイング待ったなし。
しかも製作側もあざといんですよこれが。
1話で舞ちゃんがリンボーダンス勝負で勝った時は思わずスタンディングオベーションしてしまいましたよ。色んな所が。ええ。
飛び抜けた話題作はないけど秀作揃い。
ということで今期初速が面白かったアニメを10作ほどご紹介させていただきました。
今期は「これ!」という作品はないけれど中の上くらいの作品が沢山ある感じですね。これからの展開に期待したいところですが大きく跳ねる作品はなさそうだなー…
皆さんもこれがオススメ!というのがあれば是非是非教えて下さいませ。
あとちょっとテスト的にアンケートを取れるウィジェットを下記に導入してみましたのでアニメ好きという方は答えてみてくれると嬉しいです。
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