今すぐ使える超即戦力のSEO技術が満載!「WEBマーケティング111の技」がかなり参考になったのでポイントをまとめてみた。
2014/11/16
塵も積もれば山となる。PITE.(@infoNumber333)です。
と言っても、塵が山になったところでそれはただの「塵の山」です。
無駄なものを集めていては結局無駄な塊しかできません。
それは何の世界でも同じこと。
ブログ運営については「とにかく記事数だ!」と声高に叫ばれていますが、それと同じくらい僕はSEO(検索エンジン最適化)が重要だということをブログを続けてから1年強ひしひしと感じています。
いくらいい記事を書いても人に読まれなければ、届かなければ意味が無い。折角ポテンシャルがある記事なのに押入れにしまったままではもったいない。
なので今まで少しずつですが初心者ながら色々な記事を参考にSEO対策をこのブログに施してきました。お陰でこのブログも今ではかなり力がついてきたようです。
試しに「flickr」で検索してみて下さい。公式、Wikipediaの次かその次くらいに僕の記事が出てきます。
今、僕のブログのアクセスを支えてくれているのもほぼ8割以上が検索流入です。
なので記事ばバズった日は別ですが、基本的に毎日のアクセス数はそれほど変わらず安定しています。
このようにただ記事を書くのではなく、どのように「記事を積み上げるのか」というとことに課題を置いて日々PCに向かっています。
「記事は財産」。その通りです。
ならばしっかりその財産を運用しなければ。
SEO対策の勉強の一環で色々なところでおすすめされている「WEBマーケティング111の技」という本を先日読み終わったので、自分へのメモを兼ねて、知らなかったものやチェックしておきたいポイントを今回まとめておきます。
初心者から中級者向けくらいの内容で、非常にタメになる良書でした。
WEBマーケティング111の技
全111項目からなるSEO・マーケティングのテクニックの中から今まで僕が知らなかったもの、チェックしておきたい項目を順に紹介していきます。細かい内容が多いですがこういう努力を地道に重ねられるかどうかが後々大きな結果に繋がるのだと思います。
001:タイトルタグを最適化して上位表示につなげる
言わずもがなですが、SEOにおいて一番重要な項目が「記事のタイトル」。
今まで意識はしていたつもりでも、意外と見落としていた点がありました。
・1ページに対してキーワードは2〜3語。
・キーワードは前の方に置く。
・一度決めたタイトルはなるべく変更しない。
特にキーワードの位置はかなりSEOにも効いてくるようです。実際にいくつか試してみたのですが、明らかに効果が感じられました。関連したキーワードはできるだけ近く、前の方に。
「一度決めたタイトルはなるべく変更しない」というのも納得。
誤字や言い回しを直すためにタイトルをすぐに変更してしまった記事は中々順位が上がりづらい印象があります。失敗が出来ないのでタイトルを決める際には細心の注意を払おう。
002:タグの使い方に注意して情報を整理する
1.h1タグは1ページに1つだけにする。
2. 先頭に近い部分にh1タグを設置する。
ページの最も重要なキーワードを決めるh1タグ。
html5になってからはh1タグは複数使用しても良いことになりましたが、それでもやはり数は限定した方が効果はあるようです。ソースの内容としてもその方が理解しやすいですし。
この本を読んで自分のテンプレートを確認してみると「ブログのタイトル」と「記事のタイトル」の2つにh1タグを使用していたので、トップページのみ「ブログのタイトル」をh1にして個別記事は「記事のタイトル」をh1タグに設定しました。
004:PageRankの効果を把握する
PageRankを適切に保つために外部・内部リンクの必要な箇所に”rel=”nofollow”を追記しました。
具体的にはサイドバーの関連しない記事や商品リンクなど。リンクジュースの流出を防ぎます。
*現在ではnofollowによってリンクジュースの増減は無いようです。
危険性のあるリンクやリンクすることによって不都合が生じる場合に使うことが勧められています。
010:サイト内のタグを調節してインデックス率を高める
WEBページはGoogleにインデックスされないことには検索ページに載ることはありません。
その際に気をつけたいのが「メタキーワード」や「メタディスクリプション」の項目です。
WordPressだとこの部分がたまに全てのページで同じになってしまうことがあります。
今は大丈夫ですが、僕も以前これに悩まされましたが「HeadSpace2」というプラグインを使って解決しました。
・HeadSpace2 – SEO対策の設定を総合的に管理できるWordPressプラグイン | ネタワン
これらの要素が同じだとそれらの記事が「同一のページ」と見なされてGoogleにインデックスされなくなってしまいます。なので多少面倒ではありますが、「メタキーワード」や「メタディスクリプション」は個別の記事ごとにバラバラになるように設定しましょう。
*メタキーワードは現在Googleは全く見ていないようです。
018:競合の上位表示の条件を調べてマネする
何の世界においても成功している先人達の真似をすることが、成功への一番の近道です。
本書では競合のサイトをチェックするためのツール2つを紹介しています。
・SEO 内部対策チェックツール | talabagani.jp
・SEOチェキ! 無料で使えるSEOツール
どちらも競合トップ10のキーワード比率やSEO対策などがわかる便利なツールです。
特に良いのが、競合と自サイトの比較ができるというところ。
「己を知れば百戦危うからず」。自分のことはわかっているようで実はわかっていなかったりするものです。まずは自分の状況を確認して見るところから始めましょう。
このツールを使って大分道が見えてきたような気がします。
019:キーワードの戦略でSEOの効果を高める
SEOではビックキーワードを狙うのと同じくらい、下手をすればそれ以上に”スモールキーワード”を狙うことが大切です。この戦略は以前からずっと地道に行ってきてひしひしとその力を感じます。
そのおかげか、最近はスモールキーワードが集まって”ビックキーワード”も狙えるようになってきました。小さいことからコツコツと。継続が大切です。
022:ディープリンクを意識してサイト全体の順位を上げる
”被リンク”はSEOとは切っても切れないものですが、そのもらい方にも注意が必要です。
不自然にトップページや特定の記事だけに被リンクが集まっているよりも、下層ページの一つひとつにリンクが集まっている方がサイト全体の評価が上がります。
なので記事一つひとつへのいいね!やツイート被リンクが全体に大きな効果を及ぼします。
一記事、されど一記事です。どの記事でも反響を得られるように心掛けましょう。
026:無料のディレクトリ登録サービスで順位を上げる
ブログをネット上のディレクトリサービスに登録することは今現在でも大きなSEO効果が期待できます。
無料のディレクトリサービスの中で有名なのがYahoo!カテゴリです。
僕もかなり前に申請していて忘れていたのですが先ほど調べたらちゃんと登録されていました。
審査が厳しく、時間もかかりますが効果は大きいので無料ですし一度チャレンジしておくことをおすすめします。
本当は予算さえあれば次のページで紹介されている有料のディレクトリにも登録したいところ。
この辺りにいくらお金をかけれるかで差が出てくるんだろうなぁ。
ただ、ディレクトリの中には危険なものも多いので自己責任でお願いいたします。特に無料のもの(Yahoo!カテゴリ以外)は要注意。
028:プレスリリースを利用して被リンクを獲得する
WEB上には大小様々なプレスリリースのサイトが存在します。
審査なしで無料で掲載できるサイトもあるので、ここにプレスリリースを打つことによってそのサイトから被リンクを獲得できSEOの力が高まります。
同じような方法で寄稿という手段も考えられますね。
しかし、Googleは公式にはプレスリリースをSEO目的で使うことは禁止しているので、使うかどうかはご自身で判断をお願いいたします。
078:Facebookの「ハイライト」を知ってアクセスを増やす
Facebookのタイムラインは必ずしも投稿の時間順ではないことにお気づきでしょうか。僕は気がついていませんでした。てへ。
Facebookのニュースフィードは通常では「ハイライト」と呼ばれる設定になっていて独自のアルゴリズムで重要性が高いと判断した情報を優先的に表示されるようになっています。
そのFacebookにおける「重要性」は「エッジランク」と呼ばれるものによって計られます。エッジランクが高ければ情報は上位に表示され、低ければ下位に落ちてしまいます。
このエッジランクは、
親密度✕重要性✕新しさ
の3要素で決定されます。
「親密度」とは単純に言えばアカウント同士の仲の良さで、コメントやいいねの回数によって変動します。これは一方的にいいね!を付けても意味がなく双方向のやりとりによって計られるようです。
「重要度」は情報に付いているコメントや、いいねの数で計られます。結婚式の写真などみんながいいね!している情報は確かに最初に飛び込んで来ますよね。
「新しさ」は言わずもがなですが、情報の鮮度。投稿からの時間が浅いほど上位に表示されます。
この3つの項目を知っているのと知らないのだとFacebookのリーチはかなり異なったものになります。これを知って「ああそれでか!」と思った事例がいくつもありました。
まずは積極的にいいね!やコメントをしてファンとの「親密度」を高めたいと思います。
085:TwitterリンクからSEO効果を狙う
Twitterからのリンクも一つの”被リンク”としてカウントされます。
なので記事がシェアされればされるほどSEOの効果が期待できます。
しかし、Twitterからの被リンクの効果は一時的なもので、時間が経つにつれて効果が薄くなります。
記事が拡散されている最中は強力な効果を持ちますが、それ以降は効力が落ちてしまうので、拡散された後に誰かが記事で言及してくれるような”その後”を見越して記事を書く事が大切。
被リンクの効果はアカウントによっても異なり、影響力の高いアカウントにシェアをされた方がSEO効果が高まります。
普段から幅広い方とTwitterで交流することはSEOにも繋がるということですね。
091:「ToFU2」でキーワードごとのSEOの問題点を検出
「ToFU2」は内部SEOのチェックに強いツールです。
外部SEOに関してはある程度限界がありますが、内部ならば自分の努力次第で解決できるので頑張りましょう。
競合のサイトと内部リンクの比較もできるのがいいですね。
僕も評価ダメダメだったので改善を図ります。なんで豆腐なんだろう。
SEOツールはToFUシステム
092:「Dipper」を使ってサイトのアドバイスをもらう
「Dipper」もToFU2と同じくSEOツールですが、こちらはより広く浅くな評価項目になっています。改善点の説明が日本語でわかりやすく解説してくれているので非常に使いやすいツールです。
SEO診断ツール Dipper β(ディッパー)-Septeni-
094:被リンクの質やサイトのオーソリティを測定する
見えにくいサイトや被リンクの「質」を測定してくれる「Open Site Explorer」というサービスがあります。
これを使うとドメインやページ単体のWeb上での「強さ」を通知で測定することができます。ドラゴンボールでいうスカウターのようなものですね。
あやふやな「質」という概念も数値で表されると現実味を帯びてきます。やはり競合と比較するとまだ弱めなのでこれから高めていきましょう。
096:Yahoo!の関連検索ワードを一気に抽出する
前述した”スモールキーワード”を探すには”新宿 カフェ”のような関連ワードを攻めることが有効です。
この関連ワードを一気に探してくれるのが「UnitSearch」というサービス。”iPhone”と入力すると”iPhone 5”や”iPhone カバー”のような関連語をずらーっと検索順で並べてくれます。
ユーザーの動向もつかみやすく、有効に使えば非常に強力なツールです。
今までは感覚でタイトルをつけていましたが、こういうツールを使ってちゃんとマーケティングすることの大事さがわかりました。
。Yahoo! JAPAN 関連検索ワードサーチ 「UnitSearch Ver.3.0」/SEM Analytics Lab
102:「SEO of Chrome」でSEO情報をチェックする
Google Chromeのアドオンで簡単にページのSEOチェックができる「SEO for Chrome」というものがあります。
その中でページ内の「rel=”nofollow”」部分にアンダーラインを引く機能がとても便利。人気サイトはどこで「rel=”nofollow”」を使っているのかが一発でわかります。
109:検索エンジンランキングツールで流行語を探す
Ferret+が提供している「検索エンジンランキングツール」というツールが超便利。特に直近で波が来ている「急上昇キーワード」を上から順に羅列してくれる機能がすごいです。
Ferret+のアカウントを作ると使用可能。他にも使えるツールがたくさんあるので取り敢えず一度作っておきましょう。
まだ競合が居ないキーワードをたくさん見つけられる上に世間のトレンドもつかむことができます。
しかしアダルト関連の検索多すぎるだろ日本男子…。
キーワードランキングツール|無料で使えるSEO/SEMツールのフェレットプラス(FerretPLUS)
110:楽天市場ランキングツールで売れ筋の商品を探す
上の「検索エンジンランキングツール」の楽天バージョン、「楽天市場ランキングツール」というものもFerret+は提供しています。
こちらは楽天市場でで検索されている商品のトレンドを把握するもの。これに沿って記事を書ければグッズ系のアフィリエイトで大成功できそうです。
まさか全体でクロックスが2位だとは思わなかったよ。
キーワードランキングツール|無料で使えるSEO/SEMツールのフェレットプラス(FerretPLUS)
おわりに
今回紹介したテクニックはどちらかというと読者のみなさんではなく、僕に向けてまとめた内容なのでかなり偏りがあるものです。僕が知っていた知識や実践していた技術は省いています。
なので月並みですが、一度実際にこの本を手に取ってみて下さい。
体系的な「教科書」のような本ではなく「今すぐ使える」技を紹介しているのでモチベーションの上がり方が全く違います。
千里の道も一歩から。
SEOなんて初めて聞いたという方もまずは歩き始めることから始めてみてはいかがでしょうか。
PITE.(@infoNumber333)