【WEBマンガ】「ゼクレアトル〜神マンガ戦記〜」徹底的なメタ視点と全く読めなすぎる展開!これは名作の予感。
マンガって素晴らしいです。PITE.です。
最近はWebマンガにも精力的に触肢を伸ばしている僕ですが、先日2chのまとめでおすすめされていた「ゼクレアトル〜神マンガ戦記」という作品が非常に僕好みだったので紹介してみます。Webマンガはこういうエッジ効いてるのが多いので見てて楽しいね!
ゼクレアトル〜神マンガ日記
主人公はこれと言った特徴も無い平凡な少年。この設定はよくありますね。
しかし、ある日突然彼の日常に変化が現れ始めます。身の回りでやたら「マンガ」の中のような出来事が次々と起こり始める。パンチラあり。
そう!彼は文字通り、「マンガの主人公」になってしまったのです!
その理由は「ゼクレアトル」という天界(?)から来たマンガ監督によって主人公に知らされます。主人公が、自分のことを「マンガの主人公である」と知りながら行動するマンガって珍しいんじゃないでしょうか。めだかボックスのようなメタ視点を使った漫画ですね。
なんでもどこかの世界に「仙人」と呼ばれる存在がいて、その「仙人」達が喜ぶ漫画を作るのがゼクレアトルの使命なんだそうな。その仙人たちが読む漫画にも現実世界と同じようにランキングや人気投票があって、順位が悪いと何か良くないことが起こるらしい。この秘密は作品のキーになりそうな予感。
そんでもって主人公であるカンタの日常があまりにつまらないのでゼクレアトル(通称ゼクさん)が現れた、ということです。
ゼクさんが現れてから彼の周りは一気にマンガのような生活に。良く見る展開が沢山出てきます。
よくある話しなんですが見せ方が上手くてけっこう熱い気持ちになっちゃいました。
さてさてさて、本題はここから。
一般的なマンガでは”4話目”がとても重要らしい。なぜなら単行本の1巻が大体4話で次の巻を買ってもらえるかどうかの大きな判断材料になるから。なのでゼクさんはここで驚愕のテコ入れを施します。もうここから鳥肌です。
ゼクさんはカンタにこの宇宙の”真理”を打ち明けます。ほのぼの日常系だった漫画がここからいきなりシリアス展開に!詳しい内容は説明してしまうとつまらないので自分の目で確認してみて下さい。
そしていろいろあって最終的にこうなります。
もうね、意味わからんよね。展開が圧倒的すぎて付いて行くのがギリギリ。いいねー!いいよこのスピード感!!
徹底的に「メタ」を使って読者を飽きさせないどころか振り回すような作品でした。久々に面白い!!と叫びたくなるような漫画です。この勢いが続いてくれればタイトル通りの「神マンガ」になれる可能性を秘めた漫画だと思います。
ネット上では1巻が無料で読めますので是非ひまな時に読んでみてはいかかでしょうか。僕はどうしても2巻読みたくなっちゃったので2巻を今ぽちったところ。届くの待ち遠しいから電子書籍で出してくれないかなぁ。
PITE.