勉強を始める前に「勉強の仕方」を学ぼう。現役”家庭教師の営業”が語る効率的な学習方法。
2017/07/12
記憶のタスク管理をしよう
この暗記法を続けていくと、復習の量がどんどんと増えていき一日に数種類の科目・範囲の復習をすることになります。ここで注意して欲しいのは、どれだけ復習の量が増えても必ず復習はしなければならないということです。
僕も実際受験勉強をした時には復習が積み重なり、一日の勉強時間の内1時間くらいは復習の時間に充てていました。面倒くさいかもしれませんがこの復習の時間が勉強のサイクルを回すエンジンなので決して止めてはいけません。復習はただ参考書や単語帳を眺めるだけなので電車の中やお風呂など場所を問わずどこでもできます。スキマ時間を活用して上手くこなすことが重要です。
もう一つ大切なのが復習の管理。一日に複数の復習をこなさなければいけないためしっかりとどの日にどこの復習をするかを記録しておく必要があります。俗にいうタスク管理というやつです。ようやくいつものテーマっぽくなってきましたねw 僕のころはまだガラケーの時代だったので勉強用に手帳を一冊買って復習の予定を書き込んでいました。もちろんそれでもいいのですが、今の時代スマホという便利なアイテムがあるので持っている方はToDoアプリなどを使って管理するのも良さそうです。ただし、集中力を持っていかれないように。
スマホを使ったタスク管理の書籍ではこちらがオススメ。
動画授業が正直一番効率良い。
僕が受験勉強をした際は、高校3年生から高校の近くの東進ハイスクールに通っていました。選んだ理由は単純で、「自分のペースで勉強したかった」というのと「どうせ時間を使うなら一番良い授業を受けたかったから」の2つ。
僕は3年生の夏まで部活をやっていたので、そこから他の受験生に追いつくには同じペースで勉強するのでは間に合わないという状況でした。その点河合塾や代ゼミのような授業形式の予備校では時間割も決まっているので一人だけペースを上げるということができません。しかも一回でも休んでしまったらその回の授業もう受けられないですからね。お金払ってるのに。
その点東進ハイスクールは授業は全部動画で好きな時にいつでも受けられるという仕組みだったので非常に僕に合っていて、好きな時に好きな科目を勉強していました。理解している部分は2倍速で見れたりもするのでかなりペースを上げて勉強ができたと思っています。
そして動画授業に出てくる先生たちはその誰もが超一流。全国の予備校講師の中でその科目においてトップのわかりやすさを誇る先生の授業を見れるって一昔前では考えられないくらい価値のあることです。どうせリアルで授業を受けていても質問するわけでもないので結局動画を眺めているのと同じ。だったら一番の授業を受けたいじゃないですか。地方の一般的な予備校講師と日本で一番の予備校講師。悩む隙もありませんね。
最近だとスマホやiPadで見れる動画授業サービスが出てきているので、僕はもうこれで充分じゃないかと思っています。一番大手だとリクルートがやっているスタディサプリですね。無料で体験できるので予備校行こうか検討する前に一度試してみることをオススメします。これを先述の勉強のサイクルに組み込んで、スケジュールを立てて、リマインダーを設定して毎日こなしていくことが今の時代の最短の勉強方法でしょう。
まとめ
今回ここに書いた内容で僕は早稲田大学に合格することができました。そして、今までこの方法を教えてきた生徒達にも顕著な効果が出ています。成績が上がるのももちろんですが、「勉強の仕方がわかった!!」と輝いた顔で感動してくれる時が一番嬉しいです。
僕は沢山の勉強に悩んでいる生徒と両親のお話を聞いていますが、物理的・時間的にも限界があるのでやはり限られた人数の生徒にしか指導をすることができません。しかし、この「ブログ」という手段を使えば不特定多数の勉強に悩んでいる方の力になれると思い今回の記事を作成するに至りました。全国の学生・社会人に届いてくれると幸いです。
最後にもう一度言います。
勉強は”効率”です。
「何」を「いつ」やるかをしっかりと考えて取り組んで下さい。あと国語力ね。
・まずは勉強の仕方を学ぶ
・科目ごとの特性を知る
・暗記は時間ではなく「回数」と「頻度」
・わからないところがわからない
・記憶のタスク管理をしよう
・動画授業が正直一番効率良い
こちらが各章のタイトルです。内容を全部覚えていますか?
忘れてそうだったら、この記事もちゃんと「復習」してくださいね。