【舞台と映画の奇跡の融合】新感覚映像エンターテイメント『ゲキ✕シネ:髑髏城の七人』を観てきた!感想&レビュー
突然ですが皆さん。「ゲキ✕シネ」って知ってますか?
生の感動が売りの「演劇」を誰でも手軽に観られる一本の「映画」として凝縮したもの、それが【ゲキ✕シネ】。
舞台の感動を損なうこと無く、むしろ生の舞台では味わえない新たな体験ができる新感覚エンターテイメントです。
この【ゲキ✕シネ】、僕は声を大にして言いたい。
めっちゃくちゃ面白いぃぃい!!ビクンビクン
僕は映画を観るのが好きで月に数本は必ず劇場に観に出かけているのですが、色々な映画の中でもこの【ゲキ✕シネ】は別格に面白い。僕は数年前に友達に誘われてこの【ゲキ✕シネ】シリーズの「蛮幽鬼」という作品を観てから完全にドハマりしてしまいました。
そして今回、【ゲキ✕シネ】シリーズの第10作目にして最新作の「髑髏城の七人」を観に行ってきたので感想を記事にして残しておこうと思います。いや、マジで面白いから観たほうがいいよ。
あらすじ
– 敵は「天魔王」率いる関東髑髏党、2万人。たった7人の武士(もののふ)が己の未来を切り開く。-
時は戦国。織田信長亡き後、豊臣秀吉による天下統一が成されようとする頃。
関東に秀吉による統一に抗おうとする組織が存在した。
その名は「関東髑髏党」。
自らを「天魔王」と名乗る謎の人物が束ねる武装集団である。
その戦い荒れた関東に「全てを捨てた男」捨之介(すてのすけ)は訪れる。
そして彼は行きがかりから辿り着いた色里でかつての旧友「無界屋蘭兵衛」と再開を果たしたのだった。
「捨之介」「無界屋蘭兵衛」そして「天魔王」。
この3人の過去、因縁が明らかになるに連れ、天魔王の悪しき野望も明らかになろうとしていた。
天魔王の計画を知り立ち上がった7人の武士(もののふ)が2万の軍勢を相手に立ち上がる。―
「髑髏城の七人」は劇団☆新感線の看板作品
この【ゲキ✕シネ】は劇団☆新感線という今絶大な人気を誇る劇団の公演を映像化したものです。
その劇団☆新感線でも「髑髏城の七人」は特別な人気作で7年毎にキャストを変えて再演されています。旬の俳優を集めて演じられた今回の「髑髏城」は「ワカドクロ」とも呼ばれ各界から注目を集めています。
スゴイのが【ゲキ✕シネ】は何度もテイクを重ねて完成させる映画とは違い「完全一発撮り」というところ。一発勝負だから伝わる緊張感、臨場感はたまりませんよホント。【ゲキ✕シネ】では従来の劇場中継とは違い十数台のカメラを使って俳優の汗や涙、感情の機微、舞台全体のライブ感まで体感できるようになっています。
釘付けにされる圧倒的な魅力
殺陣(たて)・ロック・笑い。
この3つがゲキシネの魅力だと僕は思ってます。
殺陣(たて)とは簡単に言うとチャンバラですね。時代劇で侍が刀で斬り合うアレです。
ただし、【ゲキ✕シネ】のチャンバラはひと味違います。
【ゲキ✕シネ】ではロックに乗りながら殺陣をする!
激しい音に身を任せながら、ばっさばっさと次々に敵を切り倒していく侍たち。
問答無用にカッコイイ。殺陣とロックがこんなに合うとは…まさに運命の出会い。
そしてもう一つ忘れちゃいけないのが、「笑い」!
劇団☆新感線の公演ではメインキャストもサブキャストも関係なく随所にネタをぶっ込んできます。それもすごい切れ味の。映画を見ながら爆笑するって日本だと中々ありませんが、【ゲキ✕シネ】なら声を出して笑えますよ。
男子も女子も楽しめます。
時代劇…侍…?…歴史??
「そんなの興味なーい(・ω<)パピコ食べよ(・ω<)」 という女子!ちょっと待って! 今までの説明だけ聞いているといかにも熱く男臭い男子向けの劇なんじゃないかと思っちゃうと思いますが、ご安心を!【ゲキ✕シネ】は女子にも大人気、というかむしろ女子に人気の作品なんです。
その理由は簡単。とにかくイケメンが多い!!!
【ゲキ✕シネ】シリーズはとにかく出てくる俳優がイケメン揃い。納得の理由ですね。
今作、「髑髏城の七人」で言うと小栗旬、早乙女太一、森山未來、勝地涼あたり。実力のある若手俳優を多く起用するのも劇団☆新感線の特徴です。なのでファンはどちらかというと女子のほうが圧倒的に多い印象があります。
特に「髑髏城の七人」の中では早乙女太一君が人気ありますねー。女形の経験からくる色気が何とも言えません。男でもあれはクラってきちゃうね!ヤバイね!殺陣の美しさも別格だし…あと小栗旬の足がめっちゃ綺麗w
※念のためですが、著者に男色趣味はありません。
とにかく観て!
まずはとにかく、観て下さい!
舞台が好きとか嫌いとか関係ないです。純粋に面白いから!
【ゲキ✕シネ】、病みつきになりますよ!
PITE.