可愛すぎるパラパラ絵本「もうひとつの研究所」シリーズがちょっとしたプレゼントに最適。
昔からノートを買ったらまずパラパラマンガを書くような子供でした。
本日も“monograph”をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
最近、お洒落な本屋さんや雑貨屋さんのレジの横に小さな小さな「パラパラ絵本」が置いてあるのを見かけたことがありませんか?
この「パラパラ絵本」が国内を初め海外のアート好きからじわじわと人気が出てきているんです。そのブームの火付け役とも言えるのが「もうひとつの研究所」と呼ばれるメーカーが出している「パラパラブックス」シリーズ。
このシリーズはどれも普通のパラパラマンガとは一味違う面白いギミックがあって思わず何度も何度もページをめくってしまう、まるで魔法の本。
レジで見かける度についパラパラとやってしまいます。
むしくいさま
例えばこの「むしくいさま」という作品は、ページをめくっていくとところどころ穴の空いたページがあり、繋げていくとまるで虫がページを食べていくかのように見えるという仕掛けが施されています。
イラストも可愛いのでなんかほっこりしてしまう。
クリスマスの足音
「もうひとつの研究所」シリーズで僕が一番好きなのがこれ。
「クリスマスの足音」という作品なのですが、これに施されたギミックがもう可愛いすぎて…。
パラパラとページをめくっていくと最後のページに本物の鈴が現れ、ページがめくれる力で「チリン」と音が鳴る。
クリスマスの夜の静かだけど何処かわくわくする雰囲気を絵と音で表現した作品です。
世界観が可愛い。
作品を演出しているのは、ギミックや絵柄だけではありません。このシリーズがスゴイのは「もうひとつの研究所」という完成された世界観。これがあるからこそ、作品にさらなる深み・可愛さが出てくるんですね。
会社のHPを見ても…
“もうひとつの研究所”はサンタクロース(代表取締役)率いるプレゼント研究所の一つです。
サンタクロースからあたえられた研究テーマは「たのしい」プレゼントを作ること。
しかしちょっとおかしなセンスのふたりの研究員が作りだすプレゼントは、なかなかサンタクロースの合格をもらえません。
あまりにも合格プレゼントが少なかったのでいつの間にかプレゼント工場でいちばん古い塔に追いやられてしまい、サンタクロースやほかの研究所から「そういえば研究所がもうひとつあったのだった」と言われるようになり、”もうひとつの研究所”という名前が付けられました。
それでも2人の研究員は自分なりのたのしいプレゼントを作りつづけ、サンタクロースに内緒でそのプレゼントを売ることにしてしまいました。
こんな感じ。
こうやって背景までちゃんと考えてくれていると、「パラパラ絵本」がただの「商品」ではなくてどこか特別な「プレゼント」に思えてくるから不思議です。
ちょっとした記念日のプレゼントに。
友達や恋人、家族や親戚の誕生日や記念日にあげるプレゼントってけっこう迷いますよね。あまり大きなイベントじゃない時は特に。
だいたいそういう時は雑貨やお菓子で済ませてしまうことが多いのですが、たまには少し変わった会話のエッセンスになるものをあげたいという時ありますよね。
そんな時にこの「パラパラ絵本」シリーズは最適。
ちょうどいいサイズで可愛らしくて、しかも一緒にめくって楽しめる。もちろんあげる人にもよりますが相手が小さいお子さんだった場合は鉄板です。
小粋なアイデアの一つとして是非覚えておいて下さい。