【ゲキ✕シネ】「シレンとラギ」永作博美の変わらぬ美しさと藤原竜也の安定感。ネタバレあり/あらすじ・感想レビュー・評価

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週に1本は映画館で映画を観たいなァ。
PITE.(@infoNumber333)です。

今週は「ゲキ×シネ」最新作、藤原竜也・永作博美主演の「シレンとラギ」を観てきました!

「ゲキ✕シネ」とは舞台演劇と映画を掛けあわせた新ジャンルのエンターテイメント。
劇の緊迫感をそのまま映画館へと持ち込んだ映像作品です。

僕は友達からの勧めもあって数年前から観始めたのですが、今では毎回公開日を楽しみにしているほどハマっています。ゲキ✕シネについては下の記事を書いた時に詳しく語っているのでよければご覧ください。

【舞台と映画の奇跡の融合】新感覚映像エンターテイメント『髑髏城の七人』を観てきた!感想&レビュー

10月5日から公開になった「シレンとラギ」藤原竜也と永作博美が主演ということで話題になった演目。

言われてみれば藤原竜也のあの狂気じみた演技はゲキ✕シネを作っている団体「劇団☆新感線」にぴったりだし、永作さんの色気もたまらない。ということで僕自身もとても期待していました。

公開日にさっそく劇場で観てきたのであらすじ・感想を記事にしてまとめておきます。これから観ようと思っている方は是非ご参考に。

予告編に出てくる程度ですが、一応ネタバレも含みますの注意して頂けると有難いです。

「ゲキ✕シネ」シレンとラギ あらすじ

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主人公のラギ(藤原竜也)は「北の国」の王宮警備兵。侍所の頭、キョウゴク(古田新太)の息子で、父に次ぐ実力を持つ腕利きの兵士だった。政争が渦巻く宮中にある日、一通の知らせが届く。

20年前に死んだはずの「南の国」の指導者ゴダイ(高橋克実)が蘇り、復権したというのである。

実態を調査するためキョウゴクはかつてゴダイを暗殺したローラン族の暗殺者、毒使いのシレン(永作博美)を再び呼び戻す。彼女は20年前と変わらず美しい姿のままだった。

キョウゴクはシレンに南の国へ旅立ち、再びゴダイを暗殺することを命じ、幼き頃からシレンに憧れを抱いていたラギは彼女と一緒に「南の国」へと旅立ちたいと申し出る。

「南の国」へと辿り着き、彼ら二人が目にしたゴダイはかつての暴虐を振るった独裁者から、民に優しい人格者へと変化を遂げていた。

ゴダイ暗殺の過程で明らかになるシレンの過去、そしてラギの過去。
そして信じた者の「裏切り」が皮肉な運命を更に加速させていく。

抗うことのできない「血」をテーマにした現代版歌舞伎。

「アイはコロシアイ」。

シレンとラギ 感想

ストーリーに関しては劇団☆新感線お得意の「裏切り」や「復讐」がテーマになった物語で決して明るい話ではありません。雰囲気は蜉蝣峠とかに似てる。

二転三転するストーリーで展開が読めそうで読めないのは楽しい作品です。ただ、3時間と尺が長い割に間延びするところもあって飽きやすいかなという印象でした。たぶん好きな人じゃないとこれはキツイんじゃないでしょうか。

劇団☆新感線やゲキ✕シネが好き、もしくは藤原竜也や永作博美の大ファンだって人にはいいかもしれませんが、そうでない人には厳しいと思います。

藤原竜也はやっぱり合ってた。

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先に悪いところを上げてしまいましたがモチロン良いところもありました。
まずは主演の藤原竜也の話から。

一幕は意外と大人しいなという印象でしたが、二幕からはもうスーパー藤原竜也モード。
震える手、響く叫び声、どこを見てるんだか分からない焦点の合わない目線。

いつも通り安定したパフォーマンスの藤原竜也でした。
果たしてこの人にハッピーエンドは訪れるのでしょうか。

戦う永作博美に注目。

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そして永作博美さんも安定の美貌。
20年間変わらない美貌を持つ暗殺者シレンという役柄は彼女以外の人には演じることができないんじゃないでしょうか。40代でこの美しさ。惚れます。

永作さんの作品は色々観てきましたが、今作では珍しく「戦う永作博美」が見れます。刀を振って舞う永作さんはここでしか見れないかも。

永作ファンならそれだけでも目を通す価値があるのではないでしょうか。

高橋克実の悪役っぷりが凄い。

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僕、この作品を見るまで高橋克実さんのことを「トリビアの泉で司会をしていた人」という認識しかなかったのですが、その浅い認識を大きく塗り替えられました。

とにかく登場シーンから、死ぬまでの悪役っぷりというか大物っぷりが凄いんです。ある意味今作一番の見どころと言っても過言ではないかも。

「こんな演技ができるのか!」とちょっと乗り出して見入ってしまいました。

おわりに

所々良いシーンはあったものの、尺が長すぎるというか間延びしがちなところが気になる映画でした。観るのであればそれを覚悟の上で。

ゲキ✕シネだと僕は「蛮幽鬼」が一番オススメなのでゲキ✕シネに興味がある人はこれから観てみたらどうでしょうか。今乗りに乗っている堺雅人も出ています。

もしくは楽しいやつだと「薔薇とサムライ」もいいですね!こちらはミュージカル仕立て。天海祐希が主演。

10月は劇団☆新感線過去作品をレパートリー上映しているので劇場で見れるチャンスですよ!

Pite(@infoNumber333)はこう思うよ。

いつか普通の恋愛ドラマに出ている藤原竜也が見たいです。

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CATEGORY - 映画

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